東京大学

東京大学, 東京大学(とうきょうだいがく、英語: The University of Tokyo)は、日本東京都文京区本郷七丁目3番1号に本部を置く日本の国立大学である。1877年に設置された。大学の略称は東大(とうだい)。

大学全体

東京大学は欧米諸国の諸制度に倣った、日本国内で初の近代的な大学として設立された。

憲章

東京大学には、特に創立時に明文化された建学の精神はない。しかし、国立大学法人化に伴い、現在は「東京大学憲章」が定められている。東京大学憲章は、「大学」としての使命を公に明らかにすることと、目指すべき道を明らかにすることを目的として学内有識者会議によって制定されたものである。学部教育の基礎としてリベラル・アーツ教育(教養教育)を重視することを謳っている。

教育および研究

教育研究とキャンパス

東京大学は、主な3つのキャンパスごとに教育内容・研究内容を異にする。教育内容の面では、主に教養課程を実施する駒場キャンパス、専門教育を行う本郷キャンパス、大学院課程のみの教育を行う柏キャンパスに分けられる。また研究内容の面では、伝統的な学問領域の研究を行う本郷キャンパス、学際的な研究を行う駒場キャンパス、新しい学問領域の研究を行う柏キャンパスに分けられる。こうしたキャンパス分立体制は、学部ごとにキャンパスを分けることの多い他の大学と比べると珍しい形態である。さらに、現在でも学部入学時の教養課程を分化して設置していることも、日本国内の大学では珍しい存在となっている(設立の経緯から、大学予備門・大学・工部大学・東京開成学校・東京医学校などが統合して出来た大学でもあるからである)。
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リベラル・アーツ教育

上述した通り、リベラル・アーツ教育を重視しているのが東京大学の教育の大きな特徴である。教養学部前期課程において教養教育科目が開講されているが、その実施には東京大学のすべての学部・研究科・研究所が参加している。主に担当する教養学部では、各大学1件ずつしか応募できない[2]特色ある大学教育支援プログラムに「教養教育と大学院先端研究との創造的連携の推進」で応募したことが、大学として教養教育を重視していることの現れであるとしている。

受賞

ノーベル賞

2016年10月現在、東京大学が学位を授与したノーベル賞受賞者は11名おり(英語版)、そのうち東京大学が学士の学位を授与した卒業生は8名、博士の学位を授与した者は7名(うち4名は東京大学で学士号も取得)となっている。

取り組み

現在、東京大学は一層の国際化推進を図り、総長直轄の本部組織である国際連携本部を中心とした国際化推進計画を進行させている。

国立大学法人になって以降、積極的な改革を行っている。商標登録などのブランド力向上の施策(#シンボルマークを参照)、知的財産権移転に関する関連団体の設立、任期付講師の積極的な外部からの登用、学外識者も参加する大学運営理事会などである。また、教育というサービスを提供する観点から、学内にレストランやコンビニエンスストアなど外部テナントの誘致を進めてきた。本郷キャンパスにはスターバックスやサブウェイ、ローソンなどが店舗を構えており、医学部研究棟にはイタリアンレストランが入るなど、アメリカの大学のように施設を誘致している。情報発信を強化するために、学生がホームページなどの運営[7]をしている。

入学試験

学部入学試験

高度経済成長期において、東京大学の入学試験は、日本社会に対して様々な社会的影響を与えていた。2016年入試で初めて推薦入学制度を導入した。2017年の推薦入試受験者数は129人で合格者数は77人(平均倍率1.68)、一般入試受験者数は8,723人で合格者数は3,083人(平均倍率2.83)、入学者数は特別選考を含め3,120人であった。

大学院入学試験

詳細は「東京大学の大学院入学試験」を参照

2017年の志願者数は7,441人、入学者数は3,231人であった。

大学評価

大学評価の世界的指標の一つである、タイムズ・ハイアー・エデュケーションによる「世界大学ランキング 2018」(2017年)では、第46位、アジア第6位(同誌の世界大学名声ランキングでは第11位)である。

Updated: October 9, 2018 — 2:57 am